【男児置き去り】“空白の5分”証言への疑問
北海道警と消防は、道南部・七飯町の林道で両親からしつけとして車から降ろされ、28日午後から行方不明となっている小学2年田野岡大和くん(7)の捜索を31日も行った。現場周辺は夕刻にかけて雷雨となる予報で、道警などは発見を急ぐ。山菜採り→しつけ、ジーパン→ジャージーと父親(44)の説明が二転三転したことで、初動捜索に影響が生じたところがあるかもしれない。ヒグマの出没や夜間の寒さが心配されるなか、専門家は新たな疑問と誘拐の可能性を指摘した。
「行き過ぎたしつけとして日本中で報道されているようですが、実はこっちでは、親が反抗する子供に『言うこと聞かないと山に置いてくるよ』とおどすことは多くの家庭であるんです。もちろん本当に実行することはないですが、しつけの方向性自体はありえないことではない。本当に何らかの歯車が狂って、今回のようなことが起きてしまったのではないでしょうか」
今回の件は当初、両親が山菜採りの最中に大和くんが行方不明になったと通報し、後に「しつけのために置き去りにした」と説明を翻した。
犯罪ジャーナリストの北芝健氏は「両親の話が本当であれば、普段から手の焼けるやんちゃ盛りの7歳児に何を言っても聞かず、他人に向かって投げていた石が何かの拍子に父親に当たるなどした瞬間に憎しみが湧き、“しつけ”と称し置き去りにした可能性があります」という。
だが、北芝氏は「5分後に現場に戻った時には姿が見えなくなっていた」という両親の説明に注目。
「本来なら“大人と一緒でなければ行っちゃダメ”と言われているような場所のはず。
置き去りにされたら立ちすくんでしまい、とてもあちこち動き回れるとは思えない」と指摘する。
5分の間に、別の車に誘拐されたなど事件に巻き込まれた可能性もゼロではない。
「遊びに行った公園で子供が石を投げつけるだけの人や車がいたのなら、その帰り道の場所で5分間もいたら、誰かが通るはず。子供が1人でいたら、見ず知らずでも『迷子なの?』『親は?』と尋ね、保護するなり、通報するなりするはずです。今までそうした連絡が入っていないということは“子供が5分間置き去りにされた”という状況さえも本当なのか疑わしい」と北芝氏。
http://news.livedoor.com/article/detail/11586299/