http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/event/15/121500094/011600071/
韓国LG Display社は現在、大型有機ELバネルの世界的な独占メーカーである。
中国では、LG Display社のパネルと同じ白色有機EL方式により、中国BOE Technology Group社が55型パネルを自社開発し、中国Skyworth社がテレビセットとして販売する計画を立てているが、現在のところはLG Display社の実質独占だ。
「CES 2017」(2017年1月5~8日、米国ラスベガス)ではソニーが加わり、日本メーカーのソニーとパナソニックと東芝、韓国のLG Electronics社、中国のSkyworth社とChanghong社、トルコのVestel社、ドイツのLoewe社とMetz社と
Grundig社、そしてPhilipsブランド(台湾TP Vision社)が現在の“有機ELフリート”だ。
逆に採用していないのは韓国のSamsung Electronics社、中国のTCL社とHisense社くらいとなった。
市場での勢いもついてきた。米国ではブラックフライデーとクリスマス商戦で、「LG Electronics社の65型と55型の有機ELテレビが、同クラスの安価な液晶テレビより売れた」というデータがある。
米国の大手家電販売店「Best Buy」では有機ELテレビが収益向上の目玉になった。
新しい機器は、認知されるまでにある程度時間がかかるが、それが認められると口コミなどで広がる段階になる。
LG Display社のパジュ工場における2016年の
有機ELパネル生産は、55型換算で約90万枚だった
(マザーガラス基板1枚から、55型パネル8枚を生産できる)。
パネルの製造歩留まりも4K品で85%を超えた。
2015年は45%前後だったから、かなり頑張った。
2016年後半には、4K品で攻勢をかけ、生産量は月産10万枚を超えた。