座間9遺体 群馬の高1女子 アニメ好き、ネットに友達
神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件で、被害者とみられる群馬県邑楽(おうら)町の県立高校1年の女子生徒(15)は、同級生によると、アニメやゲームが好きな「真面目でおとなしい」生徒だった。同級生の1人は「ラインで連絡しても反応がない。無事を祈ることしかできない」と話す。
「先生にほめられることが多い」「明るくて優しくて、はきはきしている」。生徒について、同級生らは口をそろえる。
中学3年生だった昨年7月には、邑楽町が開いた「一日子ども議会」に「中学生議員」として参加し、町長に人口減少問題について質問した。
中学では演劇部に入り、部員とよく遊んでいたという。また小学生の時にバレエを習っており、体が柔らかく、みんなに注目されたという。
高校は美術部で自作のキャラクターを描いていた。ホラーゲームが好きで、7月にはツイッターでゲームのアニメ化を喜ぶ内容を投稿。自宅ではペットの猫と犬を可愛がっていたという。
高校の同級生によると、生徒は「インターネット上にたくさんの友達がいて、実際に連絡して会ったこともある」と話し、休日に東京に出かけることもあったという。
行方が分からなくなったのは8月28日。この日の始業式を欠席。翌日になっても自宅に戻らないため、家族が群馬県警に届け出た。
高校関係者によると、女子生徒は1学期は休んだことはなかったが、始業式当日の朝にツイッターで「休む」と書き込んでいた。
ある同級生は「クラスで浮いたりしていないし、いじめられたりもない。悩みを抱えた様子もなかった。
事件に巻き込まれたとしたら信じられない」と不安そうに話す。【神内亜実、西銘研志郎、杉直樹、金森崇之】
http://mainichi.jp/articles/20171108/k00/00m/040/111000c
> 中学3年生だった昨年7月には、邑楽町が開いた「一日子ども議会」に「中学生議員」として参加し、町長に人口減少問題について質問した。
邑楽町「一日子ども議会」
http://www.town.ora.gunma.jp/kurashi/koho/koho-ora/2809/documents/06feature1-28-09.pdf
行方不明チラシ
白石容疑者「同意得てない」供述も…殺人罪立証できない可能性
◇座間アパート9遺体遺棄事件
捜査関係者によると、白石容疑者が「被害者から殺人の同意は得ていない。
自殺志願は関係ない」と供述していることが分かった。自殺ほう助や嘱託殺人の可能性も浮上していたが、弁護士の嵩原(たけはら)安三郎氏は「この供述が事実であれば、殺人罪に問われる可能性は高い」と話した。
ただ、白石容疑者の自宅から見つかった遺体は、9人分の頭部など、切断された状態。
嵩原氏は「遺体が一部しかない場合、死因の特定が難しい」と指摘する。容疑者の供述だけでは証拠として不十分で、殺人罪が立証できない可能性もあるという。
また、白石容疑者は動機について「金目的で殺した」とも供述している。嵩原氏によると、強盗殺人であればさらに罪は重くなるため「殺人が立証されれば、死刑に限りなく近い状況」だという。
自殺ほう助や死体遺棄にしか問われなかった場合、「10年未満の懲役程度で済む可能性もある」と話した。