◆ New Entries

【アンケート】公の場で赤ちゃんに授乳していいです? 「いいよ」9割

1月11日の朝日新聞に掲載された「授乳」に関する投書が話題になった。飲食店でアルバイトをしている大学院生が書いたものだ。

店内には、授乳室やキッズルームなどの設備が完備している。それなのに席で授乳を始める母親がいる。
ケープなどで隠しながら授乳する人が多いが、それでも目のやり場に困る。注文を取ったりする際にも、ためらってしまう。
Twitterでは「ケープや布で隠してもダメなのか」「きょうだいがいると席を立てない」などの反論のほか、「自分も人前では授乳しづらい」「授乳室があるなら行くのがマナー」といった声もある。

こんなアンケートもはじまった

授乳をしたことがある人とない人に別々に尋ねている
「授乳ケープなどで乳房が見えない前提で公共の場での授乳はしてもよい?」
アンケートを呼びかけているのは、内科医で、育児のため休職中のHAL@36歳女医(@halproject00)さん。

授乳問題が紛糾しているのを見て、「この国は育児に不寛容だ」という意見が特に気になった。

自身も飛行機の中で授乳した経験があるが、公共の場での授乳にここまで不快感をもつ人がいるとは考えたことがなかった。
一方で、長女を連れて外出すると、たくさんの人が笑いかけてくれ、子育てを社会に支えてもらっている、と感じることもある。

本当に不寛容なら、授乳経験者とそれ以外の人では、公共の場での授乳について受け止め方が違うのでは? そう考え、「授乳経験あり」と「授乳経験なし」を分け、1月14日からアンケートを始めた。

「授乳していい」が9割

1月16日現在、授乳経験ありが約8000票、授乳経験なしが約1万票、集まっている(アンケート集計は17日午前8時ごろまでの予定)。

HALさんによると、授乳ケープなどで乳房を見えないようにしたうえで公共の場で授乳することについて「抵抗がある」を選んだのは、むしろ授乳経験者のほうに多い傾向があった。

「授乳していいと考えている人は9割を超えています。決して不寛容ではなく、多くの人が理解を示そうとしていると感じます」
「授乳をはじめとした育児のさまざまな問題に、答えは出ません。ただ、経験者と非経験者の間に、実際にはない”溝”を作り出している面はあるのではないでしょうか」
HALさんは1週間後をめどに、集計結果を表とグラフにし、考察をブログで公表する予定だ。

「授乳する権利」は主張できるのか

公共の場での授乳について「目のやり場に困る」といった意見があることについて、光畑さんはこう話す。

「ケープを使い、授乳中です、とフラグを立てることによって、注目されるリスクがある。マタニティマークと同様、権利を主張していると感じてしまう人もいるのです」
海外では、授乳できる権利を求めてデモをするなどの動きがある。だが、授乳をめぐる議論が堂々めぐりで繰り返される日本では、まだその段階に達していない。

「授乳についてはさまざまなとらえ方をする人がいる。多様な人がいる社会では、まずは『周りにわからないように授乳する』という方法が無難であり早道です。
そうやって授乳中の母親が積極的に外に出て行くようになれば、価値観が変わっていくのではないでしょうか」


スポンサーサイト
[PR]